幸せなことに、このシリーズを見て下さってる方がちょこちょこいるようなので、隙を見て捻じ込んでいこうと思いますw


時は2007年の秋。ローウィンが発売されました。ローウィンといえばプレインズウォーカー。最初に姿を見せたのはリリアナ(5マナの方ですね)でしたが、いやー衝撃でしたね。今では明と暗が別れてしまいましたが、最初は全部強かったです。能力も基本的なものばかりでしたし。最近のPWは尖った能力の奴ばっかになってますがまぁ仕方ないですね。

僕は日本選手権予選が終わってからは<クローサの拳、バルー>を4枚揃えて緑単バルーを組んでました。5マナ4/4と3点火力に耐える性能。壮大とプチ強化能力がビート向け能力として噛んでいて使いたい!って気になりました。これはほとんど基本セットとTSPブロックで組んだデッキで、ラヴニカブロックのカードはメインはインドリク1枚くらいでした。ローウィンが出てからすぐに色々なカードを試す……時間は無かったですが、それでも新戦力を得て都道府県選手権に参加。

http://67926.diarynote.jp/200710290250230000/

「緑単バルー」
4 ラノワールのエルフ
2 ボリアルのドルイド
2 スクリブのレインジャー
3 ヤヴィマヤのドライアド
1 ヴィリジアンのシャーマン
1 茨角
1 ティンバーメア
4 クローサの拳、バルー
1 雲打ち
3 野生語りのガラク
3 木化
1 ロクソドンの戦槌
2 召喚士の契約
2 進化の魔除け
3 獣群の呼び声
2 調和
2 未開の狩り
1 原初の命令
1 ドライアドの東屋
1 ウルザの工廠
2 樹上の村
1 ペンデルヘイヴン
17 森

2 真髄の針
3 春の大掃除
1 ヴィリジアンのシャーマン
2 原初の命令
4 トロールの苦行者
1 ロクソドンの戦槌
1 雲打ち
1 裂け目掃き

一人回しの楽しいデッキは
・複数のギミックがあるデッキ
・コンボデッキ
・息切れしにくいデッキ
・選択肢の多いデッキ
これって結構な数のデッキが当てはまるのですが、逆に当てはまらないのは愚直なビートダウンデッキ。あと矛盾するんですがフルパーミッション。除去単とかならまだいいんですが、フルパーミは完全に相手を無視した一人回しは出来ないので(それでも土地やスペルバランスの感触を探ることぐらいは出来ますが)。このデッキは選択肢が多くて、回すのが楽しいデッキでした。序盤はパターンですが、中盤以降は魔除けと契約をフィニッシュに使うか盤面の対処に使うかで悩む場面がありました。

この年が最期の都道府県選手権になったわけですが、構築の大きな大会で初めてTOP8に残れたので記憶に残ってます。嬉しかった。ちなみにらがーさんは優勝してました。流石ですね。

そのちょっと後に開かれたGP北九州07は、初参加ながら23位のマネーフィニッシュを決めることが出来ました。それまでリミテッドは苦手意識は無かったけど特に得意とも思ってなかったので、自信につながりました。

☆2008
春に開かれたGP静岡は、普通だったら金欠な僕は参加しないのですがこの時は
・GP北九州の賞金がある
・卒研終わった。卒業旅行代わりだ
ということで参加しちゃいました。フォーマットは一番プレイ人口が多いであろうスタンダード。ちょうどモーニングタイドが出てすぐでしたね。

その頃使ってたデッキは不明の下降デッキ。
Gibbering Descent / 不明の下降 (4)(黒)(黒)
エンチャント
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは1点のライフを失い、カードを1枚捨てる。
暴勇 ― あなたの手札にカードがない場合、あなたのアップキープ・ステップを飛ばす。
マッドネス(2)(黒)(黒)(あなたがこのカードを捨てる場合、あなたはそれをあなたの墓地に置く代わりに、マッドネス・コストでそれを唱えてもよい。)


「手札を捨てる」という行為はディスアドバンテージです。コストだったり、捨てさせることを相手に強要させたりします。ところが時々この捨てるという行為をアドバンテージに変換できるギミックが現れます。その一つがマッドネス。捨てたカードがスペルとしてプレイできるというこの能力は、有名な青緑マッドネスの中心能力となりました。
さてこのカード。マッドネスからのプレイでさらなるディスカードを産み、最終的にはお互い捲り合いを強要するカード。つまりそういうデッキを組めというわけですね。最初はファッティと釣りざお(戦慄の復活)を入れたリアニメイトでしたが赤黒がドロー能力が皆無ということもありマッドネスを活用したビートダウンという方向でまとまりました。

http://67926.diarynote.jp/200803111817230000/
「赤黒Mad-hell」
4 ウーナのうろつく者
3 スカーク峠の掘り起こし
4 要塞の鼠
3 ぺラドンナの暗殺者
2 深淵の大魔術師
3 無謀なワーム
2 ギャサンの暗殺者
2 剃刀毛のマスティコア
2 癇しゃく
2 闇の萎縮
3 病的な出来事
4 不明の下降
2 ロクソドンの戦槌
23 土地

こうやって見るとデッキとして中途半端だなあと思いますね。もし今同じプールでこのデッキを弄るなら、なんとかスペース見つけてファッティと戦慄の復活を全力で突っ込みます。マスティコアも4にします。不明の下降以外の共鳴者が生物だよりってのはちょっとアレですが。
結果はbye込みで一応勝ち越しの5-4ですが当然初日落ち。とにかくエルフにボッコボコにされました。もっと対応出来てれば!と悔しかったです。

僕は一度大きな大会で使ったデッキは、よほど酷い結果にならない限り解体して新しいデッキを組んでます。この年の日本選手権予選は神戸からそんなに日が空いてないこともあり、別に新しいデッキも考えませんでした。ローウィン自体が部族ゴリ押しなエキスパンションで、新しいアイディアが浮かび辛かったってのもありますねw
けれど折角の年に一度の予選。出ないってのは詰まらないので他の大会で結果を残していた赤黒トークンをちょろっと弄って出場。

http://67926.diarynote.jp/200807021806050000/

赤黒トークン
Main board(61)
4 婆のあばら屋
4 硫黄泉
2 偶像の石塚
1 ペンデルヘイヴン
1 カー砦
6 山
6 沼
4 モグの狂信者
4 祭影師ギルドの魔道士
4 モグの戦争司令官
3 月の大魔術師
4 ナントゥーコの鞘虫
4 湿地の飛び回り
4 憤怒焚きの巨人
4 大いなるガルガドン
4 苦花
2 致命的な激情

Side board(15)
3 ヤスデ団
3 思考囲い
3 叫び大口
3 脅しつけ
2 くぐつ師の徒党
1 月の大魔術師

多分今まで僕が大きな大会で使ってきたデッキの中でトップレベルに綺麗なレシピですw 
昔は「デッキはオリジナルを使う!」って意地を持ってましたが、大会の調整用にメタデッキを組んでらがーさんと回し合う内に「人のレシピで戦うのも面白い」と思うようになりました。結果を残すデッキっていうのはどれも細かい部分まで調整がなされていて、それを回しながら感じ、改めて検討していくっていうのは強いデッキを組む能力を養うのにうってつけだと思います。

ちなみにこの大会での結果は0-2目無しからの5-2。これは一番価値の薄い5-2ですが、(パイロット性能はそんなに悪くないかな?)と感じることが出来て良かったです。完成されたレシピで負けるとやっぱ凹むのでw

この後はTSPが落ちるまでは緑単バルーの焼き直しとか使ってました。



このシーズンは、都道府県選手権TOP8や初の構築GP参加などあり、またそのそれぞれにオリジナルのデッキを持ちこめたこともあって非常にマジ充(マジック充実)な年でした。

それでは続きはまたいつかノシ

コメント

ガ0-
2012年3月14日22:16

この辺のデッキは、見覚えあるような気がしますよ~。

アヴィさんは、デカいクリーチャーが好きという印象もこの頃からかも。

アヴィ
2012年3月15日19:46

だんだん今に近づいてきましたからねw

ファッティは好きですねー。弱小な人間より強大なモンスターのが魅力的です!

nophoto
Sumit
2012年6月6日14:45

I’m not quite sure how to say this; you made it exrteelmy easy for me!

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