僕とGP静岡〜準備編〜
2008年3月7日GPの一週間前の3月4日。ようやく卒業研究の発表が終わり精神的に余裕が出てきたころ。真剣にGPに向けてのデッキ製作を始めました。
いまさら新しいデッキを組むのは微妙に思えたのですが、この3月第一週の、GPのメタを決める上で非常に重要なトライアル大会の結果を眺めてみれば赤単に赤緑ビッグマナが勝ち組でした。そして僕が持ち込もうと思っていた赤黒マッドネスはそのどちらのデッキにも不利。もうデッキを見た時点でやらずともわかるくらいの不利っぷりでした。そこでデッキを多いであろう同系に1Gから勝てるようメインで酸苔を4積した赤緑ビッグマナに変更してみることに。
しかし、確かに赤緑ビッグマナは今の資産で(つってもいつもどおりらがーさんの手を借りることになりますが)組める。デッキもまぁ強い。けど、使い慣れてないデッキでサイドまで含めて完璧なプレイングをできるほどの性能は僕にはないし、ここで赤黒マッドネスを持ち込まなければもう大きな大会で使うことはないだろうと、思い直して組みなおしたのが水曜の朝。
この水曜の朝の段階ではマッドネスにリアニ要素を組み込んだ赤黒マッドネスでした。その日の夜にらがーさんと調整会をしたところやはりというか赤単にぼっこにされ、ならず者やらも組んで回してみるがいまいちでした。そして「ならず者使うくらいなら赤黒の方がいいとおもう」といわれて、赤黒に立ち返ります。
その赤黒を、bysさんちの調整会に持ち込んだのですが、ヒバリ、4色ビッグマナ、ゴブリンパクトを相手に厳しい結果でした。とはいえ後者ふたつは元々不利なので許容できるのですが。へびやワニのアドバイスを参考にしつつ、家に帰り再度調整。この時点になって、ようやく不明の下降の真髄に気づきました。
結局のところ、マッドネススペルはマッドネスでプレイする前提で組まねばならず、そのためには共鳴者たくさん。そして残りのカードは、トップしてうれしいパワーカードを入れるべきだと。最近抜けていたマスティコアを入れなおし、次はサイド。それまでコントロール相手にランデス戦略を取っていたのですが、この土地破壊がこちらの下降後の後続の展開を阻害する。下降までに十分クロックを展開できてればいいがなかなかそうはいかない。ならもうハンデスでいいかなーと囲いを入れ、「天敵」カメコロ対策に恨み唸り、ヒバリや少数派だろうけどリアニやマネキン対策に卑劣漢、万能な針で12枚(3×4)埋まりました。残り3枚が赤単対策のボトルのノームかフェアリー対策のパイロか。ここが最後の最後まで悩まされましたが、おおよその最終形はようやく完成しました。
赤黒「Mad-Hell」
Main Board(60)
・ウーナのうろつく者 4(2マナで回避もちのパワー3。そしてこのデッキでは共鳴者としても非常に優秀です。マナやタップが要らず好きなタイミングって素敵)
・スカーク峠の掘り起こし 3(本体・起動コストともに安く、いやらしいブロッカーを作るのがこのデッキに合ってます。たまに本体がただれて行きますがご愛嬌)
・要塞の鼠 4(こちらのデッキはデメリをマッドネスでメリットにできます。この環境のシャドーは止まらず、堅実に仕事をこなしてくれるナイスガイ)
・ベラドンナの暗殺者 3(うろつく者や掘り起こしからコンバットトリックで飛び出しよく1−2交換を取ります。克服者相手も一方的に打ち勝てるのがすばらしい。生物デッキ相手のこのデッキの肝)
・深淵の大魔術師 2(不明の下降でこちらだけデメリを無視できるのが旨い。下降が出てなくても掘り起しがいればある程度維持できます)
・無謀なワーム 3(3tのエンド時にうろつく者から沸いて殴りかかるといいクロックです。赤単の火力に耐えるタフネス3、フェアリーの苦花を突き抜けるトランプル。単純に良クリーチャー)
・ギャサンの暗殺者 2(阻害されにくい共鳴者No.1。また暴勇サイズもすばらしい)
・剃刀毛のマスティコア 2(維持するのがそのままマッドネスでプレイできることもあり、それほど苦痛でないことも。不明の下降で暴勇状態に入れば祭り。単体での制圧力は皆さんご存知の通りです)
・癇しゃく 2(闇の萎縮だけにしようかと考えた時期もありましたが、共鳴者を丁寧に除去されたときのプレイのしやすさが段違い。本体に止めをさせるのも魅力)
・闇の萎縮 2(霧縛りの徒党などタフネス4以上を一発で除去できるのがすばらしい。黒いフィニッシャーがいないのもいい。カメコロは勘弁。前述したとおり共鳴者を除去されると6マナという半端ない重さだったので減りました)
・病的な出来事 3(安全確認って大事です。何気ない一発が刺さったりする。相手も暴勇状態に入ってからも、共鳴者経由で相手のドローフェイズにプレイすれば無駄になりにくい)
・不明の下降 4(これを使いたいためにデッキを組んだ。後悔はしていない。張れたら速攻で暴勇モードに突入できます。メインでプレイするため大体アドバンはとっていけます)
・ロクソドンの戦鎚 2(捲り合いに突入したとき、場にあるカードが強い。その意味でこれは最強クラスのカード。先制攻撃もちや回避能力もちと組み合わさると鬼)
土地23
特筆するならカー砦とケルドの巨石でしょうか。巨石は大活躍でした。
サイドは上で述べた通り。
さて、時間がないのでまた次回。次はトライアルから本戦まで。
いまさら新しいデッキを組むのは微妙に思えたのですが、この3月第一週の、GPのメタを決める上で非常に重要なトライアル大会の結果を眺めてみれば赤単に赤緑ビッグマナが勝ち組でした。そして僕が持ち込もうと思っていた赤黒マッドネスはそのどちらのデッキにも不利。もうデッキを見た時点でやらずともわかるくらいの不利っぷりでした。そこでデッキを多いであろう同系に1Gから勝てるようメインで酸苔を4積した赤緑ビッグマナに変更してみることに。
しかし、確かに赤緑ビッグマナは今の資産で(つってもいつもどおりらがーさんの手を借りることになりますが)組める。デッキもまぁ強い。けど、使い慣れてないデッキでサイドまで含めて完璧なプレイングをできるほどの性能は僕にはないし、ここで赤黒マッドネスを持ち込まなければもう大きな大会で使うことはないだろうと、思い直して組みなおしたのが水曜の朝。
この水曜の朝の段階ではマッドネスにリアニ要素を組み込んだ赤黒マッドネスでした。その日の夜にらがーさんと調整会をしたところやはりというか赤単にぼっこにされ、ならず者やらも組んで回してみるがいまいちでした。そして「ならず者使うくらいなら赤黒の方がいいとおもう」といわれて、赤黒に立ち返ります。
その赤黒を、bysさんちの調整会に持ち込んだのですが、ヒバリ、4色ビッグマナ、ゴブリンパクトを相手に厳しい結果でした。とはいえ後者ふたつは元々不利なので許容できるのですが。へびやワニのアドバイスを参考にしつつ、家に帰り再度調整。この時点になって、ようやく不明の下降の真髄に気づきました。
結局のところ、マッドネススペルはマッドネスでプレイする前提で組まねばならず、そのためには共鳴者たくさん。そして残りのカードは、トップしてうれしいパワーカードを入れるべきだと。最近抜けていたマスティコアを入れなおし、次はサイド。それまでコントロール相手にランデス戦略を取っていたのですが、この土地破壊がこちらの下降後の後続の展開を阻害する。下降までに十分クロックを展開できてればいいがなかなかそうはいかない。ならもうハンデスでいいかなーと囲いを入れ、「天敵」カメコロ対策に恨み唸り、ヒバリや少数派だろうけどリアニやマネキン対策に卑劣漢、万能な針で12枚(3×4)埋まりました。残り3枚が赤単対策のボトルのノームかフェアリー対策のパイロか。ここが最後の最後まで悩まされましたが、おおよその最終形はようやく完成しました。
赤黒「Mad-Hell」
Main Board(60)
・ウーナのうろつく者 4(2マナで回避もちのパワー3。そしてこのデッキでは共鳴者としても非常に優秀です。マナやタップが要らず好きなタイミングって素敵)
・スカーク峠の掘り起こし 3(本体・起動コストともに安く、いやらしいブロッカーを作るのがこのデッキに合ってます。たまに本体がただれて行きますがご愛嬌)
・要塞の鼠 4(こちらのデッキはデメリをマッドネスでメリットにできます。この環境のシャドーは止まらず、堅実に仕事をこなしてくれるナイスガイ)
・ベラドンナの暗殺者 3(うろつく者や掘り起こしからコンバットトリックで飛び出しよく1−2交換を取ります。克服者相手も一方的に打ち勝てるのがすばらしい。生物デッキ相手のこのデッキの肝)
・深淵の大魔術師 2(不明の下降でこちらだけデメリを無視できるのが旨い。下降が出てなくても掘り起しがいればある程度維持できます)
・無謀なワーム 3(3tのエンド時にうろつく者から沸いて殴りかかるといいクロックです。赤単の火力に耐えるタフネス3、フェアリーの苦花を突き抜けるトランプル。単純に良クリーチャー)
・ギャサンの暗殺者 2(阻害されにくい共鳴者No.1。また暴勇サイズもすばらしい)
・剃刀毛のマスティコア 2(維持するのがそのままマッドネスでプレイできることもあり、それほど苦痛でないことも。不明の下降で暴勇状態に入れば祭り。単体での制圧力は皆さんご存知の通りです)
・癇しゃく 2(闇の萎縮だけにしようかと考えた時期もありましたが、共鳴者を丁寧に除去されたときのプレイのしやすさが段違い。本体に止めをさせるのも魅力)
・闇の萎縮 2(霧縛りの徒党などタフネス4以上を一発で除去できるのがすばらしい。黒いフィニッシャーがいないのもいい。カメコロは勘弁。前述したとおり共鳴者を除去されると6マナという半端ない重さだったので減りました)
・病的な出来事 3(安全確認って大事です。何気ない一発が刺さったりする。相手も暴勇状態に入ってからも、共鳴者経由で相手のドローフェイズにプレイすれば無駄になりにくい)
・不明の下降 4(これを使いたいためにデッキを組んだ。後悔はしていない。張れたら速攻で暴勇モードに突入できます。メインでプレイするため大体アドバンはとっていけます)
・ロクソドンの戦鎚 2(捲り合いに突入したとき、場にあるカードが強い。その意味でこれは最強クラスのカード。先制攻撃もちや回避能力もちと組み合わさると鬼)
土地23
特筆するならカー砦とケルドの巨石でしょうか。巨石は大活躍でした。
サイドは上で述べた通り。
さて、時間がないのでまた次回。次はトライアルから本戦まで。
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