今年のマジックを締めくくる意味でぜひ参加したかった大会でした。今月もこの後忙しいのですよ。
デッキの選択肢は3つ。都道府県のを微調整した緑単、速さだけが取り柄のエレメンタルスライ、そして以前より気になって仕方なかった<吹雪の死霊>を活かせる青黒メガバウンス。
代わり映えしない無難な選択は面白みに欠けるし、赤単は先週のフライデーでデッキに「あんたはこのデッキを回すのに向いてないから止めれ」と勧告食らったのでさようなら。結果青黒メガバウンスになりました。

○デッキ:青t黒メガバウンス
Main Board(60)
吹雪の死霊 4
造物の学者、ヴェンセール 3
裂け目翼の雲間を泳ぐもの 4
ヴェズーヴァの多相の戦士 2
影武者 2
霊気撃ち 2
ブーメラン 4
拭い捨て 4
思案 4
ジェイス・ベレレン 4
吠えたける鉱山 3
宝石の洞窟 2
涙の川 4
地底の大河 4
冠雪の島 14

Side Board(15)
霊気撃ち 1
根絶 2
誘惑蒔き 4
叫び大口 4
名も無き転置 4

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今までも自分はこのようなデッキを組んだことはありましたが、大体バウンスに手一杯でじきに巻き返されて負ける、というのがパターンでした。しかし今の環境は裂け目翼とヴェンセールによりバウンスがCIPで行えて殴りつつ毎ターンバウンスできるという一番やりたかったことができる準備が整いました。
吹雪の死霊は、全ハンデス死霊軍の原型・基礎であるかの<深淵の死霊>を青を加えることで少し便利にした生物です。相手の手札がないときにただの2点クロックだった深淵の死霊がバウンス効果を加えることで土地が伸びるのをとめたりできるようになりました。
しかしこのバウンス能力、考えてみれば強力。早いターンから毎ターン殴れば相手の展開が遅れること間違いなし。そして今世間では叫び大口が流行でかつ飛行が割と抜けやすい環境。活躍するなら今なのです。
ほかでメインで解説したいのをいくつか。
霊気撃ち・・・コントロール相手だと腐る可能性があるのですがそれでもマナアーティファクトやらをバウンスしたり。なによりサイズが立派。クリーチャーデッキ相手での頼もしさは言わずもがな。
多相の戦士と影武者・・・チップ能力もちをコピーできるのはえらい。除去されたときやらを考えて2−2にしました。ここは本来ならもっと調整して練りたかったところです。
ジェイス・ベレレン・・・デッキに合いすぎ。鬼強いです。勝利手段をひとつ現実的な形で増やしてくれるのもありがたい。10個ってかなり早いですよ。
宝石の洞窟・・・らがーさんには前日まで「1枚だろー」っていわれてましたが我を押し通しての2枚ざし。ただしサイド後デッキが鈍重になるので土地を24にしました(金曜まで23でした)。実際洞窟で先手後手ひっくり返したのが2回あり(そのどちらもバウンス祭りで勝ち)洞窟が2枚来た所為で序盤の展開が遅れて困ったこともなかったので正解だったかなって感じです。

サイドはもうみればわかるというかなんというか。ただ根絶は針でもよかったかしらという印象。開発当初からの懸念材料ではあったのですがやはりトロールの苦行者がきつかった。
ちなみに開発当初のサイドは肉バウンス祭りな構成でした(送還やら渦巻き沈めやら)。ナイナ

 
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会場についてデッキリストを書いて、一人延々と緑単をソリティア。主に周りを騙す意味で。

参加者は48人くらいの6回戦。7回戦じゃないのかなーと思ってたけど。4人抜けらしいです。

一回戦 ホワイトラッシュ
1本目。後攻になるも宝石の洞窟置いてゲームスタート。そして相手の初動がセット平地から<砂の殉教者>で心の中でガッツポーズ。こちらは2ターン目拭い去りからバウンス祭り。吹雪の死霊は次々と糾弾されるものの鉱山、ベレレンでバウンスを維持しつつクロックを刻み勝ち。

根絶のみサイドイン
2本目。今度は初手に軽いバウンスは無し。で初動がベレレン。相手の場にクロックはぜんぜん出てこないため、ベレレンが野放しでお互いのハンドを増やしつつカウンターを貯めていく。しかしレリックはヴェンセールでバウンスして対処。そして11個貯まったところで必殺技発動。そこから鉱山→輪、ベレレン→輪とドローの加速こそとまるものの普通にライブラリー削り切って勝ち。

2−0
1−0

二回戦 緑単ビート。
カードの選択が独特で、何をされるかわからない不気味さがありました。
1本目。向こうがラノワールのエルフスタートでいやん。2ターン目にぶどう園の大魔術師、3ターン目にミリー。本当はいやなんだけどベレレンでお互い引いたりミリーバウンスしたりして時間を稼ぐ。そして吹雪の死霊がちびちび殴って相手の展開を阻害。が、途中でスクリブのレインジャーが突如出現しストップ。がこちらもすぐに死霊2号機で応戦。地味に土地を戻しつづける。向こうがすくリブのレインジャー、こちらが飛行軍団で殴る展開になるが相手に一回ブランチウッドの鎧付きで殴られたのが痛い。後1回殴れば勝ちってとこまでもっていくが、最後にレインジャーに付いたブランチウッドの鎧に打ったブーメランを<運命の回避>でかわされて負け。
2本目。除去祭りで勝ち。
3本目。相手のミリーをノリン張りに嫌な予感がしつつも誘惑蒔きでとると突風線(この試合ですでに見てます。相手の他の除去はツキテブクロ)。がミリーに一回殴られてないのでまあよし。仕方ないからバウンスで時間を稼ぐかとターンをもらうとトップから大口。らくちーん。バウンスで時間を稼ぎつつ空と大口が殴る。それでもラストスクリブのレインジャーにブランチウッドの鎧が付いたら負けってとこまで行ったのですが。引かれず勝ち。

ちなみにこのレインジャー+ブランチウッドの鎧は手札にいた多相の戦士で回避できていました。しかし裂け目翼をトップしたことから相手の場の<葉光らせ>を手札に返すという先のことを考えない謎プレイをピック。まだまだ甘ちゃん。

2−1
2−0

三回戦 早い札束
トロールやらヒッピーやらがメインから。ビートより札束。なんにせよ札束。
1本目。向こうが鳥→鳥→ヒッピー。ヒッピーをバウンスして時間を稼ぐがそれでもでてくるトロール、タルモ。目腐りやらこちらのベレレンが落ちてやらでサイズが膨れ上がっております。どうにもならず撲殺される。

サイド全入れ替え。
out:吠えたける鉱山3、ブーメラン4、拭い捨て4、思案4
2本目。大口やら裂け目翼やらで除去&テンポを崩しつつ殴る。ガラクがトークン出してくるが相手のライフが12→4になるため全部本体へ(飛行と畏怖で全抜け)。次のターンにも特に何もされずかち。
3本目。相手が先手からブンブンでした。こちらの対処が間に合わず負け。やはりトロールの苦行者がこちらの生物で相打ちにとれないのがつらすぎた。

サイドは霊気撃ちと根絶抜いて針3枚だったかなぁと反省。

1−2
2−1
後がなくなりました。

四回戦 青緑黒
1本目。こちら先手で相手の初動が鮮烈タップイン。ブーメラン→拭い捨てから吹雪の死霊を出し、除去されなければ勝ちってとこだったけどさすがにここには転置が飛んでくる。が、次ターンの裂け目翼からベレレンを出し相手のタルモをベレレンにひきつけながらクロックを刻む。ベレレンが死ぬも相手のブロッカーをバウンスで退けながら殴りつづけて勝ち。

タルモとか出てきて、3回戦でラノやら変異やらが出てきたのを見ていたので変形サイドで。
2本目。変異を出され、(多相の戦士だろうからしばらく放置かな)と様子見してるとセロンでした。4ターン目に変異を出されててあれがヴェズーヴァだろうとヴェンセールで同タイミングでバウンス。そこからこちらが多相の戦士フェイスアップでトークン→相手もミラー。めんどくさいことになりそうと思ってるとトップから大口。セロンになってる多相の戦士を除去。ターンを返すと相手が考えている。どうやら追加の多相の戦士はいないようです。セロンの苗木への修正効果が自軍のみと勘違いしていたため随分下手いブロックを行ってしまいましたがそこからこちらだけ苗木祭り。下を固めて上から裂け目翼、吹雪の死霊が殴りかかると雲打ち登場で空は壊滅。しかし地上に苗木が9体とセロン教になってる多相の戦士。ここで大口で雲打ちをやるべきだったけど転置持ちで何もせずターンエンド(マナがなく両方はプレイできない)。確かに返しでハンマーもって殴られたら討ち取れたけど面倒くさかったかも。そして相手の黒命令圏内でもある。というか黒命令で負け。引かないでーと祈ってるとラノエルだけ出てきてエンド。返しで多相の戦士がセロン教の戦士をコピーして苗木9体が襲い掛かって勝ち。

2−0
3−1

五回戦 赤単
1本目。こちらの動きが全然バウンスできないのを尻目に相手の場に<包囲攻撃の司令官>が。ギャー!赤ローマは多相の戦士で対処するも結局この司令官に言わされて負け。
2本目。叫び大口だけいれるという中途半端なサイド。そして相手を押さえ込めず普通に展開されて負け。
向こうが早くないんだからこっちはバウンス型で多分よかったのかな。なんにせよ中途半端は一番駄目です。んー、RGビッグマナと練習出来ておけばうまいサイドができたのかも。やはり調整は必要だなと感じた一戦でした。

六回戦 白緑ビート
1本目。宝石の洞窟置いてスタート。向こうの樹上の村をバウンスしつつ裂け目翼やヴェンセールが殴りつづける。ヴェンセールで引き増しタルモもバウンスで押しのけクロックを刻みつづけ勝ち。相手の場には樹上の村が3枚並んでました。
2本目。一度ラスゴで場を流され相手にコールトークンを出されつづけるが(4枚引かれた)叫び大口と裂け目翼が強すぎて勝ち。

4−2の11位でした。クリーチャーデッキ相手もこのサイドなら十分戦える感じでした。こういう相手の身動きを取れなくするデッキは好きなので、機会があればまた使ってみたいと思います。

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